ルネッサンス・ジェネレーション(RENAISSANCE GENERATION: RG)の案内が届く。RGとは、金沢工業大学が主催し、タナカノリユキと下條信輔が監修と進行をつとめる認知科学、脳科学のシンポジウムで1997年から毎年開催されている。
今年のテーマは「情動」。一般には、情動というと、認知活動の中でも添え物的にとらえられがちだが、近年の脳科学は情動こそが行動や認知をドライブするエンジンであることを明らかにしてきた。つまりある行動を起こすか否か、ある考えをするか否かは情動プロセスが介在して決められているのである(快不快の根源的な機能はそのものに近づくか遠ざかるかのシグナルである)。だから、以下の惹句は全然大げさなものではない。情動が、人間と人間社会の理解の根幹に位置づけられるのは間違いない。事前予約が必要ですが無料ですので、是非ご参加を。
..:: RENAISSANCE GENERATION ::..: "情動とは、脳と身体を起動し感情経験を引き出すプロセス。 それは主に潜在的/無意識的であり、何よりも動物的な起源を持つものです。 情動こそは間違いなく、人間と人間社会の、近未来の根幹となることでしょう。"
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